やがて君になる #6 言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて
もう続きを見ることはないと思ってたのに、dアニメストアで6話のサムネが目についてなんだか見たくなってしまった。
そしたらすごくよかった。
橙子の過去を追っていく筋や河原における不穏なやり取り自体面白かったけど、何よりも二人の関係性の変化に興奮してしまった。
この辺の演出は好きだった。果たしてどこで侑は真ん中の線を超えるのかみたいな。というか最後の1枚のCパートのシーンまで徹底していてちょっと笑ってしまった。 pic.twitter.com/QboRTaL5xt
— ぴょん (@pyonkou) 2018年11月18日
この作品はキャラクターの立ち位置というのか、それによって侑と橙子の距離がしばしば語られていて、だから侑が「一線」を越えて相思相愛になる物語なんだろうなという認識があった。
それがまさか橙子との関係性が逆転して、彼女を追いかけるような形で踏み越えてくるとは思いもよらず。(上のツイート自体は1話のもので、今回の河原のシーンもキャプチャしたかったんだけど残念ながら仕様上不可だった……。)
そして極めつけにCパートの橙子の「変わるな」という呪いの言葉で、そこには変化を望む侑との関係の破綻が暗示されていて、波乱の展開しか想像できなくてオラワクワクがとまんねえ。
橙子の抱える問題の根は思ってた以上に深いもので、空虚ゆえに歪で、その歪さによって強烈に輝き始めたように僕には見える。
何話か前に彼女の過去に触れられた時も思ったけど、この辺りフラグタイムの村上さんに通じるところあるなあと。
ただおそらくはそんな橙子に成長が見られてハッピーエンドってことだろうけど。
https://twitter.com/pyonkou/status/1064060826376491008?s=20
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軒轅剣・蒼き曜 #12 忘却之罪
うちのメイドがウザすぎる! #3 うちのメイドが忍び寄る
ミーシャに対する説教が始まったところで松本に対する不快指数ゲージが振り切って爆発してしまった。
キモくて自分本位ってところまではギリ許容できてたんだけど、倫理観崩壊しとるお前が説教すなこらああああああああああああああ。みたいな。
イエスタデイをうたって #12 遠回り
いやびっくりした。最終回にこんなドラマが待っていたとはなあ。
ハルちゃんまさかの逆転サヨナラ満塁ホームランかよと。
アニメの最終回見てこんな驚き味わうの久々な気がする。
当初こそ陸生、榀子、晴、浪の四角関係による波瀾に期待してたけど、実際には物語的な起伏はあまり見られない作品だった。
序盤を除くと陸生と浪はほとんど絡みがなかったし、そもそも四者が一同すること自体一度もなかった。
時にミナトやユズハラといった人々が通り過ぎるように現れてはちょっとした波紋を投げかけるも、そこを基点に話が大きく動くといったこともなく。
話が大きく動いたという意味ではシリーズ後半陸生に対する榀子の気持ちに変化が表れ始めた辺りがそうなるけど、実質的にこれで物語は終わったとも思った。
もはや晴にも浪にも割って入るような余地は無くなったようにしか見えなかったからだ。
だから結局物語的な起伏はあまり無いまま終わったなあという印象を受けた一方、登場人物たちの心の揺れや動きが本当に丁寧に描かれていてそこを追っていくだけでも十分楽しく、素晴らしく価値のある作品だとは感じていた。
特に陸生と榀子が少しずつ距離を縮めていき、愛を育んでいく様子は本当に甘酸っぱい思いがしたくらいで。そして絶望に叩き込んでくれもした。
それが最終回、陸生から自信を持って好きとは言えないという台詞が飛び出して破局した挙げ句、ほぼ蚊帳の外だった晴に告白しに行くという全く予測のつかない展開に。
そりゃこんな急展開誰だって驚くわ。
とは言えこういう結末を迎えたからこそ、物語の主役はあくまで陸生と榀子で二人の成長こそ最大のテーマとなっていた事に気づかされた。
非常に意外な思いがしたラストだったけど、当然の帰結でもあったのかもしれない。
Back Street Girls -ゴクドルズ- #8 ドッキリ/勇気をあげる/Shall we dance or revenge?/面接/下半身の出来事/ヒゲとボイン
今回一番面白かったかも。24分笑いっぱなしだった。