軒轅剣・蒼き曜 #13 天空之要塞
第3勢力によって4人が共闘するって最低のハッピーエンドも予想してただけに、むしろ落とし所としてはいい塩梅にほろ苦さが残る感じで良かった。
最後はインも戦いから身を引いてほしいところではあったけど。
そもそも最後までインは流されるまま戦ってるようにしか見えなかったんだよな。
周りから天命だと諭されはしたもの自ら天命を全うするって強い意志があるようには見えなかったし、シリーズ後半ほとんど胸中が描かれなかった事で何を動機に戦ってるのかハッキリ分からずじまいだったし。
もちろんネイとショウのためってのはあったにせよ、戦いたくないという想いも含めてそこに対する葛藤はもっと描かれるべきだった。
とは言えシリーズ後半それ以上にがっかりしたのが他のメイン3人の描かれ方だった。
まあ出自を考えればチョウの振る舞いは当然だしむしろこれで良かったかもしれない。
でもネイは姉への想いとか帝国への恨みどこいっちゃったのって感じで、ショウは板挟みになってクソダサムーブかましてるしで、全員利己心むき出しになっちゃってて。
こうした3人の利己的な振る舞いは人間臭く、自然な感情を描いていたとも言える。
けど愛する者同士の対立という構図においては感情移入が弱まって逆効果でしかないんだよね。
どちらの側にも共感できるからこそ、お互いを想っているのに戦わないといけないという状況に対する悲劇性が強まるわけで、一方が悪者に見えてしまうとそれは成立しなくなってしまう。
そのためにも対立する相手への想いが描かれることは必須だった。
シリーズ前半は引き裂かれた3人が正反対の道を歩む中で劇的な再会を果たし、ここからいかなる結末を迎えるのかと非常に期待していたし、
期待を込められるほど三角関係やネイの腕に対する罪意識を通じた細やかな心理描写が出来ていた。一部作画はヤバかったけど。
それだけに後半大きく盛り上がりに欠けてしまったのは尚更残念だった。
しかしこれアニメオリジナルストーリーだったんだなあ。
原作ゲームもこういうドロドロしたノリなんだろうか。
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