描かれなかった贖罪

7:40 起床

起き抜けに着ていく服を合わせた。

のだけど、途中で間違えて1時間早く目覚ましをセットしてた事に気づく。

まあ余裕もできたしいいかな。

新しく買ったベージュのハンチング帽に合う服を選んでいったら無難にまとめられて満足。

左腕は相変わらず曲がらないけど、両腕とも筋肉痛っぽい痛みが出てきた分悪くない傾向に思える。

9:48

復習を3問ほどやった。その後また出かける準備。

結局服以外の準備で1時間くらいかかってるなー。

12:30 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2時間という尺の長さを感じさせないよく出来た作品だった。

脚本にしても作画演出にしてもまさに職人技のような作り込みを感じた。

面白かったし少年が危篤になったシーンではボロボロと泣いてしまうくらい感動的だった。

けれども、まさしくこれが見たかったものだったかと言うと、期待していたものとは違ったと言わざるを得ない。

何が期待外れだったんだろうと考えたのだけど、ああ贖罪が描かれなかったことだなあと気づいた。

今回改めてテレビシリーズを見直して強く感動したのが、ヴァイオレットの贖罪の物語が描かれている点だった。

ホッジンズがヴァイオレットに「燃えている」という言葉を投げかけた当初、ヴァイオレットはその意味を理解できなかった。

しかしドールとして情緒を理解するにつれて言葉の意味も理解され、罪意識に激しく苛まれ始める。

この印象的なシーンを経て、彼女の罪意識はもう誰も死なせないという一つの贖罪の形へと昇華され、シリーズ最後の2話でその悲壮な想いと行動が劇的に描かれる。

僕はこの点に何よりも共感を覚え、本当に素晴らしい作品だと感じた。

そしてこの12,13話の続きが、贖罪の続きが更に劇的なドラマとともに劇場版で描かれると期待した。

ヴァイオレットがかつて手にかけた戦争関係者から代筆依頼なんかは描かれないのかなとは見直す中で思っていたし、ギルベルトとの再会に絡めて贖罪について問う物語になるであろうという期待も見終わった今にして思えば意識せず持っていたとわかる。

だから13話を受けて改めて外伝を見た時には面白いけど物足りなさがあったし、今回の劇場版でも同じような印象を覚えてしまったのは贖罪にはあまり焦点が当たっていなかったからなんだろう。

上映後の舞台挨拶でヴァイオレットの生涯を描いた作品と語られていたけれども、ギルベルトへの愛情と同じくらいに贖罪もまた彼女の生涯を語る上で描かれるべきテーマだったのではないかなあと思ってしまった。

18:00

スマホを家に忘れてしまい、一切記録をつけられなかった。

ただ、時計が無いのが不便な程度くらいで、スマホ無くてもなんとかなるなと。

電車では本読んで、映画まではスタバで復習やって、帰り途も作品について考えてと特に暇を持て余すこともなかった。

これが人と会う約束とかだったら相当困ったことになってただろうけど。

ちなみにチケット発券もsmtの会員カードで出来たので事なきを得た。

他の劇場ではスマホ忘れた場合発券って可能なんだろうか。

帰ってきてからは1時間くらいたらたらしていた。外から帰ってくるとどうしても気が抜けてしまう。

どうせならアニメ見るべきなんだろうけど、感想書く前に他の作品見るのはなあと思ってしまい。

21:09 夕飯・シャワー

映画の感想を書き上げてから夕飯。

カツ丼、鯵のにぎり、味噌汁。今日は店屋物。

飯の後はやはりたらたらしていた。

このたらたらだらだらはもうほんとやめないとなと思う。

メリハリをつけないと勉強もままならない。

22:25 勉強

復習を片付ける。4問程度だったので楽だった。

昨日全然解けなかった総合問題は全部途中で手詰まりとなってしまって解けなかったけど。

朝と出先で復習やっといてほんと良かったなと思う。

帰ってきた時点でこれが丸々残ってたら絶対明日に回していた。

0:30 就寝

結局こんな時間になってしまった。

一応は1週間で単元を最後までやりきれたので、明日から気持ち良く新しい単元に入れそう。

メリハリつけて頑張っていきたい。

左腕も朝に比べるとだいぶ可動域も広がってきている。本当に3日で治るかもしれない。