老人会がにわかに活気づいてたやつ。
後追いで90年代のアリスソフトのゲームを何本かやったことはあるけどリアタイでは全くないから、ノスタルジはー特になく、あまりピンときてはいない。
作品としての肝は現代との制作環境のギャップやエロゲ史をいかに面白く描けるかにあると思うんだけど、第1話が実質的にタイムリープしただけで終わっちゃうのはちょっとどうなんだろう。
終盤の展開見るとボーイ・ミーツ・ガールでもありそうなので、今の子と30年前の子のギャップなんかも盛り込めると面白かったかもしれない。なんて言ってみたけどそんな簡単なお題じゃないか。
そもそもヒロインが現代っ子って感じでは全く無いんだけど、そういうこと以前にエロゲが好きなのに一切エロに触れない姿に違和感が強く、そこばかり気になってほとんど没入できなかった。
エッチな表現も好きなムッツリヒロインのほうが現代っぽいし卑近でより魅力的だったんじゃないか。
ただ、キャラクター的には往時のエロゲのおつむの剥落したヒロインっぽいところを目指したような感じも見受けられる。
でもそういう綺麗な感じのキャラってエロゲ制作というテーマとはミスマッチにも思えるんだよな。
あと気になったのが『美少女ゲーム』の連呼。
『エロゲ』って放送コード引っかかるんだっけ。他のアニメで普通にセリフとしてあったような気もするけどどうだろう。
単語含めてテーマ自体のセンシティブさが問題ってことなのかな。