視点・論点「ローカル鉄道の生き残る道」 感想

  • 銚子鉄道ってなんか聞いたことあるなーと思って見てたらまずい棒への言及でようやくピンときた。その銚子鉄道の社長が自ら登場。運輸事業については自身が運転業務に携わるくらいには採算が取れておらず、乗車のイベント化や異業種への参入といった試行錯誤をしていることが紹介されていたけど、そうまでして会社を守ろうとするのは地域インフラとしてのローカル鉄道の重要性の認識が根底にあって、ローカル鉄道を維持していくというミッションに基づいていることを知り、ちょっと心を動かされてしまった。
  • 社長の語り口も癒される感じで、余計に好感を持ってしまったところもある。聞き取りやすさとともに穏やかな印象を受け、聞き入ってしまうものがあった。声の良さもあるだろうけど、言葉の切り方、一定の調子で話してる点も大きいのかな。
  • 食品事業が主力って話を聞いて、もちろんビジネスの上手さもあるだろうけど、あえてこの会社のお菓子を買うユーザーがいるってのは銚子鉄道がファンによって支えられてるところも大きそうで、アイドルビジネスのようにファンを獲得して生き残る方法もあるんだなーと思った。まあ実際に他のよりおいしいのかもしれないけど。