- 昨日の日記を読み直してて思ったんだけどあの解放感への興奮は単に強迫観念に対するものだけでなくアニメに束縛されてたことに対する解放への喜びもあったよなと思った。アニメ見始めたのが18か19の頃だったのでそれから15年以上ずっとアニメが中心の、アニメに囚われた生活になっていて、全く何もなすことができなかった。それが終わったことは僕の中ではとてつもなく大きな出来事で、だから寝つけなくなるほど興奮したのだ。
- 一方でこうして過去を直視するとあまりに膨大な時間を失ってしまったことに愕然とする。15年。少年とも大人とも言えなかった若者が中年になってしまった。もっと言えば失ったものは時間だけではないだろう。ただ、なにか後悔があるということでもない。OCDが原因だと分かっているから。変わろうとしても変われない、どうあがいても追いかけてくる、どうしようもないものを相手にしていたのだから。それと格闘していたのだ。だがそれと格闘するだけの15年であり35年になってしまった。OCDというものは本当に人生を台無しにする。
