僕の心のまあまあヤバイやつ

3月にアニメに対する強迫観念との決別を試み、受験勉強もやめた。新しい形でリスタートできそうと高揚して早4ヶ月。まるで成長していない……。というより退行してすらいるかもしれない。それくらいもう毎日怠惰に過ごしてきた。いやずっと頑張ろうとはしてて色々メソッドを思いついては試してたんだけど、なーんもうまくいかなかった。こんな現状に内なる自分も業を煮やしたのか、やっぱ僕はストイックに取り組むほうが性に合ってんじゃないかとふと思い立ち実行に移すことに(継続できるとは言ってない)

ストイックにやるってのは具体的に、毎日の予定をサボらず取り組むことであると同時に、物事に能動的に取り組むことである(俺調べ) じゃあ能動的って何よと言うとつまるところアウトプットまできっちりやることになるのかなと。そんな感じでここ何日か細かく日記をつけてたように我流ストイシズムで頑張っていた。

結局相場に心をかき乱されて三日坊主にはなってしまったのだけど、しんどさはありながらもこれがなかなか充実感あるものだった。アニメのアウトプットが辛くなってやめて以降しんどいことは一切合切遠ざけてきたのだけど確かにストレスの少ない生活ではあったもの空虚さもあった。定年したら腑抜けたみたいな話をよく聞くように、程度はあるにせよストレスが生活にハリを与えることは事実で、その意味で能動性ってのは今の僕にとってとても良いスパイスなのかもしれない。

そう考えて幅広くアウトプットを再開することにしたんだけど、一方でじゃあどこまでアウトプットするのかという話になる。当初は強迫観念に従って可能な限りすべてをアウトプットしようと考えた。なんでも完璧じゃないとすまない不完全恐怖とストイックって相性が良いからやりやすいように思えたのだ。実際ここ最近にしてはかなり集中できてその試みには成功した。が、迷いも生まれた。僕ヤバによって生まれた。

自由時間にたまたまkindleで僕ヤバを読んだらドハマリしてしまったのだ。山田と市川に胸がキュンしすぎて気づいたら何回も読み返していた。こんなにハマった作品ってなかなか珍しく、ここまでの読書体験をしてしまうとクソおもしろくもない強迫行為に勤しむのが俄然アホくさくなり、強迫行為を止める方向に気持ちがぐらりと揺らいだ。逼迫するHDD容量もそうだし、家中を埋め尽くす手つかずの本とゲームとCDレコードをなんとかしたいって思いも後押しになりついにコイツラを処分していく方向に、ひいては強迫観念を解体していく方向に決意が固まった。まあ深夜テンションだったこともあり翌日早速決意が揺らいだりもしてたけど。

というわけでまずはHDDマジでヤバイし手始めにアニメから古いものから見ては消していきたい!あとアウトプットも臨機応変に!ここで録画順にこだわっちゃうのはOCD的には良くないんだけどまあそんくらいええやんけということで。