いやーまいった。
昨日は尿路結石が出来てしまい、救急車を呼ぶ羽目になってしまった。
6時頃に変な悪夢から目が覚めた直後から左脇腹に猛烈な激痛が走って、しかも数分くらい全く収まる兆しがない。
どれくらい痛いのかというと、いろいろ考えた結果金玉をどっかに挟んだ時の痛さが一番近い気がした。
金玉のミスポジによる激痛は一瞬で終わるけど、それが何十分も続くと考えてほしい。
どうだい?冷や汗が出てきただろう男性諸君。
とは言えこのタイミングではまだ尿路結石とは分かってなかったため、臓器の激痛が治まる気配がないってのは結構な恐怖だった。
辛うじてスマホで「左脇腹 激痛」と検索はできたのだけど痛みで意識が朦朧としてる中とても目を通してる余裕なんてなくて、これはいよいよ救急車を呼ぶ必要があるんではないかと。
ただこの社会状況下で腹痛程度で救急車呼んでいいのかと逡巡するくらいの余裕があったりもした。
しかし結局痛みに耐えきれず結局119番。
救急隊の人とのやり取りをなんとかこなし、1階に下りて母に救急車が来ることを伝えて再び布団に倒れ込む。
それから何分かして救急隊の人たちが駆けつけて色々質問されるんだけど、ここでも受け答えするのが精一杯で、なされるがままに担架に乗っけられて救急車に乗っていた。
その時に色々質問を受けた。
救「何時頃からですか?」
僕「じゅ、十五分前くらいです……」
救「昨日は何を食べましたか?」
僕「か、カレーです……」
救「昨日はうんちは出ましたか?」
僕「え、えーと……思い出せません……」
正直痛すぎてどんどん飛んでくる質問に答えてる余裕なんて無くて昨日糞したかどうかなんて思い出せるかコラアアアアアアアアアアアって内心キレてたんだけど、辛うじてそこは表には出さない程度には理性は残っていたりもした。
あっちだってそれが仕事なんだからキレられても困るだろうし。
今考えると搬送先の病院に意識は清明と伝えていたけど、この確認だったり意識保たせるために質問しまくるんだろうなあと。
そして実際尿路結石レベルの痛みでもある程度なら理性は保てるという事でもある。
ただその後すぐに搬送先が決まらなかったのが辛く、救急車の中で朝の寒さと激痛にずっと悶えていた。
3つ目の病院でようやく受け入れてもらったんだけど、何分か痛みに耐えてると当直の先生がやってきて、レントゲン撮影。
その直後くらいから急速に痛みが引いていき、尿路結石と説明された段階で精神的にも落ち着けたのかほとんど痛みはなくなっていた。
この間1時間くらいで、こんなあっさり痛みが引いてしまって若干気まずい空気のまま診療台かなんかの上で横になっていた。
今考えるとかなりの醜態を晒したけど、まあ痛かったのはマジだからあんまり恥ずかしさもない。
というか周り見る余裕無かったから人の顔をほとんど記憶してないってのは大きいのかも。眼鏡してなかったから尚更。
その後痛み止め打つ頃には完全に落ち着いて、10時頃には家に帰ってこれた。
帰ってきてからメルクマニュアルとか目通してみたけど、ハッキリとは原因わからないみたいだなあ。
シュウ酸を避けようって話みたいだけど、普段からシュウ酸含まれてる食品を過剰に摂取してるわけでもないから食習慣を大きく変える必要もなさそうだし。
ただ再発リスクがあるみたいで、またあの痛みを経験するのかと思うと今から気が重い。