- ちはやふる3 #22 「ながめせしまに」
珍しく作画がちょっと崩れ気味で、作画監督見て納得。
マッドハウスと言えど2クール走り切るのは厳しいのだなーと。
クオリティ保ったまま4クールなんてとても無理だよなあ。
まあ作画はともかくギャグ回としては上出来だった。
- BEATLESS #24 「Boy Meets Girl」
シンギュラリティ後の世界はどういうものになるのか、それに対する一つの明確な答えを提示してくれた、非常に示唆的な作品だった。
果たして道具は心を持たないんだろうか。
素人考えだとマシンパワーさえあれば脳もシミュレーションできちゃいそうだし心持つんじゃないのなんて考えてしまう。
でもSF作家が持たないというのだからそれは強力な根拠に基づいてるって事なんだろうな。
他にも色々と感銘を受ける所は多かったのだけど、だいぶ飛び飛びで見てたのでよく思い出せなくなってしまった。
テーマも多様であったし。
物語論的な話になってしまうけど、主人公が強大な力を持つという事は未来をリデザインする力を備えるという事でもあるのだと気付かされたのは印象に残った点の一つ。
ストーリー自体も、序盤は盛り上がりにもう一つ欠けてたもの、人間と道具の関係性始め作品のテーマが問われ始めた辺りからかなり引き込まれるものがあって、後半の超高度AI同士の戦いは少年漫画的な文法に則ったようななかなか熱い展開になっていた。
特にレイシアの暗躍が露見して、アラトが不信感から一度レイシアを手放す辺りの展開は良かった。
序盤からこうしたレイシアの暗躍を暗示したり、二人の関係性をもっと不安定なものとして描いていれば物語ももっと締まったものになってたようにも思う。
まあレイシア、ひいてはヒギンズがアラトの懐柔を通じて外部環境への脱出を策略していた事を考えれば後者は考えられないか。
レイシアが暗躍する姿というのも見てみたかったなと思う。これは原作では描かれているのかな。
一方で作画のクオリティの低さ、アニメーションとしての出来は残念だった。脚本が良かっただけに尚更そう感じる。
機会があれば原作読んだり見返したりしたいし、作品で扱われてたテーマについてももっと深堀りしてみたくなった。
- ちおちゃんの通学路 #6 「それぞれの道/エルードちおちゃん」