アニマエール! #12 One for All, All for One
ヒロイン良し笑い良しのきららアニメの優等生のような作品だった。
ただ正直なところ没個性的でもありアニマエールという作品ならではの特徴を見出だすことも出来なかった。
チアリーディングがそれに当たりそうで、他の部活を題材にした日常系と結局どれほど内容に差があったのか、チアだからこその作品らしさが表現できていたとは言い難い。
もっと競技としての魅力が前面に押し出せればそれで特徴づけられたのだろうけど。
そう出来なかった原因の一つとして予算、ひいては作画に恵まれなかった点は大きいだろう。
競技内容がアクロバットとダンスであることを考えれば作画カロリーが相当高いことは想像に難くなく、予算がなければそうしたアクションシーンは難しい。
あるいは演出による工夫はもっと出来たのかもしれないけど、そこは不勉強でちょっとわからない。
絵的な特徴も著しくなく、先に書いたようにストーリー的な特徴も薄かった。
シリーズ序盤はひづめのトラウマであったり同性愛者の女の子が登場したりとシリアスな悩みを抱えた人たちがちょいちょい出てきたんだけど、そうしたヘヴィさはシリーズが進むにつれて薄れていってしまった。
ただ、そこを作品の色に出来ていた部分はあるもの、個人的な悩みをチアリーディングで応援し続けていくってのは展開上無理だったとも思う。
終盤でようやく大会に出場したことを考えると、競技としてのチアが前面に出てくるのはここからなのかもしれない。
散々無個性だなんだと腐してきたけども、初めに書いたように良作であったことは疑いようもない。
結局は僕自身も1話に抱いたシリアス展開への期待も忘れて、小羽たち眺めるのと笑えるのとで毎回ニヤニヤしっぱなしだったわけで。
火ノ丸相撲 #8 覆水盆に返らず
彼女、お借りします #9 嘘と彼女 -ウソカノ-
GET UP! GET LIVE! #げらげら #9 菊一文字「居酒屋のメニュー」
今日もツノがある #25 かなしばり
うさぎのマシュー #49 スイスイケロン