ツルネ ―風舞高校弓道部― #13 かけがえのない
細やかな芝居にこそ期待していた作品ではあったので、最終回という事もありいっそう力のこもった作画演出が見られて大満足だった。
京アニ作品はおしなべて芝居に重きを置いているけど、一挙手一投足に射手の心理が表れる繊細な競技である事を考えると、弓道は非常によくマッチした題材だったと言えるだろう。
演出の一方でストーリーにはあまり関心を持てない作品だった。
出来が悪かったということはなくて、早気を物語の軸としながら出会いや経験を通じた湊の心の動きを丁寧に描き出していたし、シリーズとして非常に良くまとまってもいた。
ただ、自分の中では盛り上がりどころが無いまま終わってしまった。
内省的な作風であったり弓道の競技性によるところもあったんだろうけど、キャラクターに魅力を感じられなかった点が一番大きい。
ドラマ的な盛り上がりを見せたと言うとやはり静弥のエピソードが挙がるけど、あそこで感じるものがほとんど無かったくらいなので。
BL的な描かれ方に関心がないってのがやっぱり根底にあるのかもしれない。
オトッペ #177 オーロラのよる
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火ノ丸相撲 #10 譲れない気持ち
個人戦なんてと思ってたら予想以上に盛り上がった。演出も良かった。
