ラディアン #20-21、ラディアン2 #01-#06

ラディアン  #20-21

・意外にもしんみりとした終わり方だった。まあメリたちとはすぐ再会するんだろうけど2期に向けてすごくいい引き。ラディアンという目的と守るべきもの・帰る場所の間での葛藤は2期への宿題みたいな形に。この後すぐ新章に入るみたいだしワクワクすっぞ。

ラディアン2 #1
・というわけで早速ラディアン2を見始めた。いやもうOPのセトとメリだけで泣けるんだが?初回は「序」に当たるということでいくつか情報が出てきただけで終わる。ドラグノフへのスポットの当たり方を見てて思うのだけど、1期20話では理想主義と現実主義という形でセトとの対比がなされていたり、まるまる1話ドラグノフのエピソードがあったり、主人公格まではいかないけどそれに類する扱いを受けているなと感じる。20話ではドラグノフの現状への諦念がセトの存在によって変化することが示唆されており、彼が力を得ることでセトとどういう関係になっていくんだろうか。
#4
・良く言えばじっくりだけど、このシリーズはそこまでテンポが良くない。2期全部かけて描いていきそうなテンポ。
#5
・メリのよそよそしい対応は半分は怒りで半分はセトの気持ちを察したものだと思ってただけにガチでセトを突き放す姿は今までのキャラ像と合致せず困惑するものがある。メリちゃんそんな子じゃなかったでしょ。切り捨てられたとの思い込みも一緒に過ごしてきたからこそセトがそんなことするはずがないと分かるはずだし、むしろメリたちを想ってそばを離れたのだとメリが理解できないわけないはずで、相手の気持ちも考えずに冷たい対応でチクチクやる独善的な姿は全くメリらしくない。これまで描かれてきた快活さがキャラ作りで、セトもまた自分の元を離れていくことを恐れる姿が示唆されてきたとかならしっくり来るのだけど、ギャップであったり真に絆で結ばれる二人であったりを描きたいあまり心理描写が破綻してる感はある。セトの暴走で実際にメリを傷つけてしまってそれでセトが他人との関わりを恐れてギクシャクするみたいな前段があると良かったのかもなあ。

・かわいいメリちゃんの画像も貼っておく