今日見たアニメ

そういえば主人公とヒロインの殺し合いってすごく見てみたかったテーマだったんだった。

主人公とヒロイン以外も愛し合う者同士って組み合わせは多いんだろうか。

と書いてみて気づいたけど、現状そこまでグッと来てないのは自分としては「愛し合ってた」が重要だからなんだろうな。

過去を含めて謎が明らかになる過程で関係性がどう変化していくか。

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正直劇中劇はよく分からなかった。

というか視聴者はテーマが分かってるからまだついていけるけど、予備知識無しで見る人、つまり作中内の視聴者にとってはこの内容で全編セリフ無しは取っつきにくすぎるような。

声優オーディションとかをやってたような記憶があるけど結局それは没になったってことなんだろうか。

まあ同人アニメだしむしろこんくらいとんがっててもいいのかもしれない。

全体としては面白い作品だった。

アニメ制作がテーマというだけでアニメオタクとしてはそそるものがあったし、部活が舞台ではあるけど制作手法はプロに近いもので、

監督、作画監督、プロデューサーそれぞれの立場からの視点とか、三者間の衝突や折衝とか実感のこもったようなシーンが多く見受けられた。

作画演出もそうだったけど、そういう要所要所でのリアリズムへのこだわりがドラマ性を強めていたようにも思う。

どっちかというとプロが部活でアニメ作ってみましたという趣かもしれないな。

その一方でアニメに対する作家のこだわりに、この10年俺はアニメの何を見てきたんだろうと惨めな気持ちにさせられたりもして、その意味じゃしんどい作品でもあった。

大童澄瞳、思いっきり年下だもんなあ……。

というか俺がアニメにハマり始めた頃、彼はまだ中学生だったわけか。

ほんと俺はこの13年何をしていたんだろうか……。

そしてそんな事を40,50になっても言ってそうな絶望感。

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