日々漸進(23日目)

26時
ミルク。
やはり皿に入れるだけでは飲まない。が、顔を近づければすぐに飲むようにはなった。

皿で飲ませることで、飲むスピードがぐんと速くなり、皿に両手も空くため、手間がほとんどかからなくなった。慣れないうちは、排泄から食事を終えるまでに1時間はかかっていたので、この楽さは嬉しい。後は猫砂まで自分にいけるようになればなー。と、そういえばうんちを全然してないな。


19時
ミルク。
皿からではやはり飲もうとしない。しかし、今までと同様に顔を近づけてみたところ、そのまま飲みだす。こりゃいけると思い、残りもどばーっと皿に注いでしまったところ、鼻まで浸かるほどの深さになってしまい、咽だす。
失敗。と思いきや、めげずに飲もうとし、ほんの少し残したもの、飲みきる。哺乳瓶使わなかっただけでも大きな前進。
トイレのほうは相変わらず。一応、催したときにタッパーに足をかけまではしたのだが、入ることはせず。
犬のほうはドアを開け放しにして部屋に自由に出入りできるようにした。で、少し様子を見てると、近づきたいのは相変わらずのようだが、どうも積極的に近づこうとしなくなってしまった。
多分、度重なる猫パンチに怖くなってしまったのだと思う。臆病だし。猫のほうはじゃれてるつもりなのだが、爪のほうがなかなか凶暴で、引っ掻かれると僕でも結構痛い。
僕としては遊んでやって欲しいので、お前のが体大きいんだからとかエールを送ってるのだが、聞く気配は無い。でも、猫が自発的にアプローチしていて、犬のほうも敵視してないって事実だけでも、今後問題なくやっていける証になりそうだから十分なんだけどね。今後猫がもっと自由に動き回れるようになったら知らんけど。
後、犬についての懸念として、猫砂を食べ物だと思っているということ。というか実際に食べていて、冗談抜きにうちの犬の食欲は無尽蔵なので、パッケージには無害だと書いてあるけど、いくら無害でもそんな大量に食ったら分からないわけで。
二匹で留守番ってことになったら絶対に食おうとするから、なんか対策を考えないと。ただ、木製なんだけどなあ。おからなら分かるけど。


12時
ちょい寝坊。
まずは犬のご飯を用意して、子猫に食べているところを見せる。結構興味津々で見ていた。
で、ミルクを作って、スプーンで1杯だけすくって皿に入れ見せるも、無反応。口元が濡れる程度に強引に近づけるも、飲む気配無し。
仕方ないので昨日と同じように、哺乳瓶で少し飲ませた後に、皿に顔を持っていかせたところ、なんとか飲むように。慣れるのかなあ。
後、トイレについて書き忘れてた。
最初は意味がわからなかったが、おしっこしたくなると広範囲に動き回り始め(しかもチート的な速さ)、前足で掘り掘りしだし、終いにおしっこのポーズをとるので、その都度猫砂タッパーに運んでいるのだけれど、三度目にしてまだ自発的に入ろうとしない。
というか、買ってみて気づいたのだけど、入ると体より一回り大きい程度で、もう少ししたら余裕ではみ出しそう。その小ささも嫌なのかもしれない。もっとでかいの探してくるかなあ。ただ、またげて且つ広いのってあるのかなあ。