生まれ変わってもムサシになりてえ

流石に不毛な感じがしてきてストレスも溜まってきたのでギブアップして攻略サイト見ました。あーなるほどという感じ。多分、偶然を除けば、気づいたかどうかというところ。
攻略法さえ分かったら、攻撃パターンは完全に頭に入ってるので楽々。最後の最後だけ必死になりましたが。つーか正直、ラスボスにしてはぬるいかな?どうだろう。
終わってみて、シナリオ的に気になるところが多すぎる。ただ、どれも伏線っぽいことを見ると、「2」以降でやるつもりだったんだろうなあ。パッと挙げられるところでは、ラストのコジローやジャンの扱い、いやしの水をレントに手渡した後のムサシの発言なんか。後、ブランディとリキュールも半端な活躍で終わったなあ。結構続きの見たい話ではあったけど、この作品はこれで完結のようで。残念。
Wikipediaとか見てみると、スクウェアは本作に相当力を入れてたみたいですね。そういえば「でっかいシリーズ始めます」なんてキャッチコピーだったっけ。*1
で、正直、そこまでの作品かというとそれは無いかな。
率直に言えば、ARPGとしては良作程度の出来。というのも、目新しさが無い。他の作品からいろいろと取り込んだような作りで。うまく消化は出来てましたけど。
それと、作品世界的に幼年層以外を取り込むのは難しそう。ティーンですらどうだかという感じ。まあ98年という時期に即して考えるべきことなのでそこまで言えるかはちと自信ないですけど。更にその上で、子供向けにしては辛かったり。ただ、さすが坂口さんというか、バランスそのものは非常によかったです。どれほど関わったのか知りませんけど。
こんなところから、質的に大作化には無理があったかと。個人的には好きですけど。

*1:封入されていたチラシ(?)なんかも見てみると、解体真書を始め、ノベル、はてはTCGまで出すつもりだったことがわかります。