財布の置き引き

おととい自転車かごに財布を突っ込んでコンビニに出かけ、同じようにして帰ってきたらかごから財布を回収するのを忘れてしまい、翌朝になってようやく気づいたときには手遅れだった。

 

ADHDゆえ自転車かごになにか置き忘れるというヒヤリハットはもう数え切れないほどやらかしてきたんだけどついにという感じではある。

特におとといは体調不良も重なったため認知機能が著しく低下していたというのも大きかった。

 

財布には6000円ほど入っていた。

それはそれで痛いんだけど、何より面倒なのがカード類の再発行手続き。

金融機関関係だけは止めたものの、カード類だけでも帰ってこないかと一縷の望みにかけて明日までは待ってみることにした。

とはいえ駐輪場に現金だけ抜いて捨てられていなかった時点で戻ってくる可能性は絶望的な感じがしている。

 

十中八九盗ったのはアパートの住民だろうけど駐輪場であることを考えると学生だろうか。

正直学生なら若さゆえということでまだ許せるところがある。自分だって同じ状況なら盗んでなかったとは言い切れない。

しかしこれが大人の犯行となると、その心無い行いにショックさがある。

 

部屋の中を一通り探したて無かったとわかった後は警察で遺失物届を出し、一応管理会社にも連絡を入れた。が、今のところは芳しい報告はない。

 

ちなみに管理会社の方には管理人からそういう報告が上がってないかと聞いたのがどう伝わったのか、僕が管理人を疑ってるような話になっていたっぽく、さっき家まで訪ねてきた折にややトゲトゲしい対応をされてしまった。

ちゃんと話したら誤解も解けたようだけど。伝言ゲームは難しい。

 

ふと思い出したけど最後に財布なくしたのは10年以上前、公衆電話に忘れたものを置き引きされたときだった。

ADHDマンの俺がこんな長期にわたってよく失くさなかったと思うんだけどそれはひとえに家から出なかったゆえなんだろうな。

ひきこもっていれば財布を落とすことはない。ひきこもっていれば何も失うものはない。やはりひきこもりは最強だ。