日本アニメ(ーター)見本市 #9 「電光超人グリッドマン boys invent great her」 感想

  • なんこれ。オマージュが凄い。原作愛が凄い。回線を通り抜けるシーン、原作の楽曲、アシストウェポン総登場、シノビラーはじめとした怪獣との格闘シーン、やっぱりクソ弱いグリッドマン、カーンデジファー様、そしてダイナドラゴンがにょーんって伸びる特殊効果、すべてをアニメーションで再現!めちゃくちゃ愛を感じた。
  • 一方でアニメならではの特徴として、主人公になった武史が見たいってオールドファンの夢を叶えてるところが胸熱。また原作での合体ギミックなどのディテールがトリガーらしいクオリティとケレン味あふれるアニメーションによって補完されているところが面白かった。
  • 武史主人公だし、SSSSの監督が手掛けてるだけにちゃんとしたストーリーを見たかったという気持ちも正直あるけど、この制作規模で5分で何が描けるのかという話なので、戦闘シーンを中心にアニメ化するってのが最適解だったんだろう。
  • この企画ではキャストが山ちゃんで固定だっみたいだけど、特別に緑川はキャスティングしてほしかったな。年季の入ったグリッドォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ビーーーーーーーーームが聞きたかった。
  • ところで本作に限らず、この企画の作品って配信されてない上、公式サイトも消滅していて、色々苦労した。ただ、IAにはしっかり残っていて、設定資料の一部や監督が出演したニコ生の書き起こし記事なんかも見られた。というかこういうの残さなきゃアカンやろ。配信含めてドワンゴが主体になってやってたんなら十分アーカイブできたんじゃないだろうか。

    web.archive.org

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