絶望という傷痕

10:19 起床

昨日目にした凄まじい光景が頭から離れず、明け方急に目を覚まして思い出してしまうほどだった。

ああこれは睡眠の質落ちてそうだなあなんて思いながら二度寝したんだけど、起きてみたらめっちゃぐっすり眠れていた。

猫を失った当時のことを思い出さずにはいられない。

前触れもなく最愛の存在が自分の前から姿を消し、一体自分の身に何が起こったのか、全く理解できない。

これは現実なのか。なぜここにいないんだ。昨日まで隣にいたはずなのに。なぜいない。

次第に原因を自分の中に求め始め、それは自らを刺す刃へと変わる。

なぜあの時外に出してしまったのか、危険であることは分かっていてなぜ対策を取らなかったのか。

もっとまともな生活を送っていたらこんなことにはならなかった。

俺が悪い俺が悪い俺が悪い。

なぜ二人の代わりに俺を殺さなかったのか。俺の命と引き換えでいいから二人を返してくれ。

猫を奪ったこの世界が憎い。それ以上に自分が許せない。

そうして来る日も来る日も自分を責め続けて、いない事に気が狂いそうになりながら泣いて暮らした。

心の傷を癒やしてくれるものは時間以外に無く、精神的なバランスを完全に取り戻せたのは事故から2年以上が経ってからだった。

僕がもっと他人を頼れる存在であったら、心の平穏ももっと早く取り戻せたのかもしれない。

だがいくら気持ちが落ち着いたところで傷跡までは消えない。決して過去にはできない。

こうやって当時の感情をまざまざと思い出す事が出来てしまうし、いなくなった当時の記憶は未だに辛すぎて直視できない。

11:31 朝飯

ツナトースト、コーヒー。マドレーヌ。

朝からポエミ戦争になってしまったけど、案外勉強に手がつかないというようなこともなく、普通に勉強していた。

正直昨日休めた分結構リフレッシュできたところはある。

ただ今日から母が1週間かそこら家をあけるので、家事に時間を割かざるを得なくなる。

とは言え増える仕事は洗い物に洗濯、後は何日かに一度掃除機かけるくらいなので、そこまで負担は増えないか。

でも自由時間は結構減っちゃうか。

まあそれらを上手く利用して休憩を作るってのはいいかもしれない。

それから飯時に体系数学1を読み返し始めた。

読書するみたいに暗記しないでただ読むだけってめっちゃ楽でいいな!

問題も解いていこうかなと思ったんだけど飯食いながらだと通読にだいぶ時間がかかりそうなのでとりあえず読むだけにした。

必要ならもう一周すりゃいいしね。

 0:16 就寝

なんだか昨日休んだ流れを引きずってしまい普通にサボってしまった。

本来はあと10日足らずで2週間程度の休みに入る予定だったんだけど、それが大きく変更になってしまった事でどうも気持ちがフラフラしてしまい。

改めて予定を見直してみると一応年明けは5日くらい休む予定なのだけど、それまで残り半月頑張らなくちゃならないってことか……。

3日でヒーヒー言ってたのを見るとちょっとキツいよなあそれ。

どっかで映画でも行けたらなあ。

つっても冬休み中は一人じゃ映画館行きたくねえしな。

とりあえず頑張ってみっか!