断捨離していたところ初代トルネコの攻略本だけ出てきたので「そういえば証明の巻物と最後の巻物は取ってなかったなあ」と思いヤフオクでソフトを購入。
断捨離してるのに物が増えてる!?ということはさておき、プレイ画像をSNSに投稿しながら遊ぼうとキャプチャーボード買ったんだけど、届くのを待ちきれず前の持ち主のプレイデータでちょっと遊ぶつもりが届いた頃には全部終わっていた。
のが1週間くらい前でキャプチャボード待ってる間に前の持ち主のセーブデータで遊んでたら幸せの箱と奇妙の箱、更には証明の巻物とさいごの巻物まで取れてしまった。
— ぴょん (@pyonkou.bsky.social) 2024年11月7日 14:57
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幸せの箱は一発で取れて、奇妙な箱は10回くらいは挑戦したんだったかな。
そして初チャレンジの証明の巻物と最後の巻物。
30階以上は完全に未知の領域だったので何回くらいでクリアできるか予想もできなかったんだけど、サクッと取れてしまった。
浅い階層では2,3回死んだかもしれないけど、深層まで下りてから死ぬことは一度もなかった。
実際に挑戦してみて分かったけど、2つの巻物を取るのは奇妙な箱を取るのに比べてもそこまで難しいものではない。
というのも27階以降はモンスターの出現パターンがずーっと同じなため、アイテムが揃っていて且つ奇妙な箱を取れるスキルさえあれば、31階以降やることは30階までにやってきた作業の延長線上でしかないのだ。
攻略本にも載ってる箱を使った上り下りを利用した稼ぎも全く必要なかった。
しかも敵の強さが据え置きなままな一方でトルネコだけ強くなっていくので、下りれば下りるほど「作業」と化していく。
だから50階くらいまで来るとかなりヌルくなり、証明の巻物でアイテムの道具スペースが圧迫されるのも大した負担ではなく、最後の巻物との両獲りを狙っても難易度は変わらないと言っていい。
初代ローグは99階目指すと敵が倍速になるという話だけど、トルネコ1もそういう工夫はあってよかった気はする。
おそらくローグライクにほぼ馴染みがなかった日本のユーザーにそれは難しすぎるという判断で取り入れなかったんだろうけど、以降の不思議のダンジョンシリーズを見れば単なる杞憂でしかなかったと言える。
とは言え今回のプレイは引きの良さも大きかった。
低層ではまともな装備が出なくて苦労した反面、中層では分裂の杖とはぐれメタルが出たため一気に20レベル近くに上がりギガンテス出る前まで皮の盾で稼ぎができた。
その過程でドラゴンキラーとドラゴンシールドが出たので深層ではドラゴン相手に稼ぐことができ、どんどんムキムキトルネコになっていった。
ただ、最も大きかったのはワナぬけと人形よけの2つの指輪で、特にワナぬけはティア1クラスのアイテムと言えて、これかとうぞくが出るかどうかで難易度は大きく変わる気がする。
まあでも人形よけ出るだけで十分クリアに近づくかなとも思うけど。
ザキの杖なんかも3本くらい出たんだけど、使う機会は少なく、下りるほどに回数とともに溜まっていくばかりだった。
その他の杖やまどわし草等の強力なアイテムにも至っては深層では一切使うことなく道具袋の中で腐っていた。
総じて言えば、証明の巻物とさいごの巻物を目指すのは30階辺りまでのプレイでほぼ決まってしまうところがあるため、ゲームとしてよく調整されているとは言えないものだった。
一方で奇妙な箱を取るまでの過程は何回プレイしても面白いもので、シンプルゆえにパターン化される部分も大きいけど、ランダム性という遊びと絶妙なゲームバランスによってゲームデザインとして完成されていると今回改めて感じた。