ディオゲネス先生、アニメが見たいです…

「まず自分が何をしたいか」

ほぼ引きこもってるため他者の視線にあまり晒されない以上そういう意識付けをしていくのは難しいかもと思ってたんだけど、こんな生活でも選択を迫られる場面は意外と多いらしい。

起き抜けにアニメでも見ようかと思って早速選択肢の存在に気づいた。

ヘッドホンをしてアニメを見るべきか否か。

僕は窓を開けてアニメを見る時は常にヘッドホンをしている。

周囲にアニメを見てると知られるのがたまらなく恥ずかしいのだ。

でも実際にはどうしたいか?もっと周囲の目を気にせずに楽しみたい。

じゃあそうしようということでヘッドホンはやめてみることに。

一方で夜になるとテレビの音漏れが無いよう配慮からもヘッドホンをしている。

周りに嫌な思いをさせたくないのもまた事実で、これはこれで自分のやりたいことに適っている。

だけどこの辺りの線引きは正直よく分からなくなってくる。

そのやりたいことは本当にやりたいことなのか、他者の視線を恐れてるゆえなのか。

そもそもどこまで恥を許容すべきか、またここにも線引きの問題がある。

例えば外出時に変な家着のまま出られるかというとこれはかなり嫌なものがある。

周囲の視線が気になりすぎるし堪えられないくらい恥ずかしい。

これもある意味視線に支配されてるわけだけど、恥ずかしいという感情全てが否定されるべきなんだろうか。

ここまで突き詰めると自分でもよく分からなくなってくる。

ただそうして迷った時に「自分のやりたいことは?」と自問することで変なフィルターが取れて正しい選択肢も見えてくる。

身も蓋もないけど視線に対する恐怖はどうしたって無くせないだろう。僕はディオゲネスにはなれない。

それでも普段の行動に変化を与えてみることで良い方向に変化していけると思いたい。