今日見たアニメ

量産型異世界転生モノにありがちな奇をてらった設定とテンプレ展開。

この作品も貧乏貴族の八男に転生って設定自体は面白いんだけど、結局は才能をもとにハーレムサクセスストーリーに帰結するのはもうハナから見えていて。

だから例えば森で魔法使いに出会うシーンなんか予定調和的ゆえ冗長でしかなく、ぐんぐん見る気が失せていってしまった。

作画はぼちぼち良かったので回によっては期待できるのかもしれない。

あとデーモン小暮が主題歌歌ってるのも謎だった。

よくある歴史人物イケメン化かなーと思ってたんだけど、作品解釈にまでしっかりと踏み込んでいて割とちゃんとした作品だった。

ちょっと文豪たちがチャラすぎるようには思うけどまあそこは取っ掛かりとしてはむしろ良いんだろうしね。

ただ年代的に昭和以降の文豪が中心のようで明治時代の作品をちょろっと読んだ程度の身としてはそこまでは惹かれないかなあ。

いつか近代文学ちゃんと読んでから改めて触れてみたい作品ではある。まあそんな日は永久に来ないかもしれないけど。

芥川の回がどういう内容になるのかはちょっと気になるけど。

あと神風動画制作のOPが素晴らしかった。

本編の作画も良好でOLMはどんなアニメでも安定してるなあ。