Like a Fleet

CFD

マジで1週間で終わりそうだよ!

結構自信あっただけに割とショックを受けている。

まあ上昇トレンドが腰折れしかけてるタイミングで始めた間の悪さが全てということ。

早けりゃ来週頭に強制ロスカットかな。

さようなら食べたかったグルメたち、さようなら欲しかった物たち、さようなら思い描いた優雅な生活……。

短い夢だった……。

祖母

祖母が逝ったと先ほど母から電話があった。

4月に病院から引き取った時には既に寝たきりだったこともあり意外さはない。電話口の母も至って冷静だった。

正直なところあまり感慨もない。もっと言えば実家に戻ることへのめんどくささすら感じている。

兄姉に会いたくないし、親戚にも会いたくない。

愛着が無かったわけではないけどキツく難儀な人でどちらかというと苦手だった。

結構よく世話もしてくれて幼少期は好きだったが、次第に苦手になっていったような気がする。

そういえば中学時代に引きこもってた頃、母が出掛けてたかなんかで遅くに起きたら家にいて罵倒されたことがあったりもした。

まあ罵りたくなる気持ちは分からんでもないが、たぶんそういうことの積み重ねで苦手になっていったんだろう。

とは言え悲しみがほとんど湧かない自分も自分でやはり薄情な人間だなと思わされる。

ただ、人嫌いでプライドが高く趣味に明け暮れていた祖母は僕とよく似ていた。

その趣味も体を壊してからままならなくなり、そこからあっという間に老け込んで死んでしまった。

僕も同じような人生をたどるんじゃないだろうか。

ポケットモンスター ココ

良いとは聞いてたけど、親子愛をよく描いた感動的な作品だった。

本当の親ではなく人間ですらないザルードが子育てに悪戦苦闘しながら親とは何かと悩み続ける姿は、あまりに人間臭く、またそれ自体が親そのもので。

一方でココの側からも、子から親に対しても献身は描かれていて、この互いに献身し合う姿に強い愛情関係を感じられた点が何より感動の要因だった。

だからこそ後半のザルードが頭を下げるシーンやココがザルードの蘇生を試みるシーンに心揺さぶられたのだろう。

ポケモンが人間を育てるという倒錯関係には現代の多様な親のあり方の反映が伺えるのだけど、そこにはどういうつながりの親子であれ、何よりも子を想う、その一点だけで親子と呼べるというメッセージが込められていたように思える。

ストーリー展開も非常に巧みで、序盤からザルードココ以外にサトシやザルードの群れ、ゼッドといった異なる立場が複数登場してノンリニアに物語が進行していくのだけど、最終的に全員が合流してクライマックスを迎えるまでのストーリーラインが本当に無駄がなくて美しいものだった。

彼らがどんな風に絡み合っていくのかという期待を誘いながら、効果的にアクションシーンやコミカルなシーンを挟みつつ小気味よくストーリーが進行していき一切の間延びも感じられなかった。

冨岡淳広の作品はまあまあ見てきたけれどこれ最高傑作レベルの完成度なんじゃなかろうか。

ただし一点、ゼッドの描かれ方だけは気になった。

凶行を告白した自身の姿を録画データに残し、あまつさえ関係者の前で告白してしまうのはちょっと意味がわからなくて。

前者はロケット団を叱責する場面からデータにこだわりのある人物と解釈できないでもないけど、後者はなんぼヒートアップしてもそうはならんやろと。

ヒールとしてより悪く見せるため展開上そうせざるを得なかったようには見えたけど、分かりやすさが求められる子供向けの泣き所とは言えるかもしれない。

作画の方もさすが劇場版ということで素晴らしく、キャラもカメラも動く動く。

ポケモンたちのコミカルな姿も面白いしかわいいしで視覚的にも最後まで楽しませてくれて、演出面も素晴らしかった。ホシガリスがどれほど画面の緩急に寄与したことか。

この辺はもうずっとポケモンを描き続けてきたOLMのベテランアニメーターたちならではの魅力なんだろうなあ。

作中では共生や多様性といったテーマ、ポケモンと人間の関係性なんかが描かれていたけど、この辺はシリーズ作品として連綿と描かれてきたテーマなんだろうか。

そうしたテーマにとどまらず、例えばザルードがどういうポケモンであるとか文脈が一切わからない事に歯痒さを感じながら見ている部分もあった。

もちろんそれらの文脈は物語の面白さや本質とはほとんど関係ないとも言えそうだけど、サトシというキャラクターにしても20年以上の積み重ねで描かれてきた事も無視できない点に思える。

というわけで今からでもアニポケ、ひいてはゲームも追いたくなってきたけど、アニポケだけでも1000話以上あるから困る。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい #19 おくすり
呪術廻戦 #19 黒閃

もんのすごい作画。

木の根が足場になるシーンとかどうなってんだよ。

ワンダーエッグ・プライオリティ #6 パンチドランク・デー

驚きの展開。でもまあ巧みなミスリーディングだわ。

少女にだけ見えていた存在が数珠を通じてアイにも見えるようになったけど、実際あの怪物は本当に少女にしか見えない存在、つまり幻覚だったのだろう。

恋もまた幻想みたいなものだとするならばアイが怪物を認めたことが自らの恋心を認めることでもあったというところか。

という意味であの数珠はどこかで切れるんじゃないだろうか。

周りにそう言われたから好きになってしまったという線もあるのかな。

いずれにしてもやっぱり先生は怪しい存在に変わりはない。

子宮の辺りにレオンを置いて満たされた表情をしているのもなかなか意味ありげ。

f:id:pyonkou:20210715103839p:plain

レオンはアンチが大好物ということだけどなんのメタファーなんだろう。

お母さんの告白ですき焼きの卵がジワッと滲み出てくるシーン良かった。

そういえばこれも卵というか、これまでも決まって卵料理が出てきていたな。