行ってきましたよムーミン展

昨秋よりTOKYO MXで放送されている「楽しいムーミン一家」を見て以来、ムーミンにドハマリな僕なのですが、そんなイベントが開催されるなら行くっきゃない、と愚かな僕はただイベント名にムーミンと冠せられているからというだけでほいほい行ってきてしまいました。
ただ、先に断っておくと、僕はアニメそのものは好きなのですが、アニメーションよりも物語への関心が強く、というかぶっちゃけてしまうと、絵の細かいところには関心がなかったりします。
たとえば、タッチがカッコイイ!ステキ!とか、圧倒的に美麗!とか、漠然と惹かれることはあるもの、
これはよく動くから素晴らしいとか、デッサンに寸分の狂いもないとか、そういうのは全く分からないし、てゆーか興味ないし?(アンゴル=モアちゃん風に)
とはいっても、あくまで本イベントはムーミン「展」なわけでして、その内容というのも故トーベ・ヤンソン氏の残した数々の原画等を展示するイベントであるわけです。
つまり、正直言えるところが何もなかったりします。まあ凄い連発するだけでいいってんなら小学生にも引けをとりませんけどね!
まあでも、アニメのムーミンについては、その奇抜なデザインセンスに大きく惹かれている部分もあって、僕はこれ、大部分がアニメオリジナルのものかと思っていたので、*1原画にそれらを見つけたとき、トーベ・ヤンソンという人の深さを垣間見た気がしました。
同様に、アニメのシナリオについても、そうなんだろうと思い込んでた節があったのですが、今回初めて彼女*2がシナリオまで手がけていたことを知り、彼女の多才さにはなはだ脱帽するものがありました。
少なくともコミカルさについては、「楽しいムーミン一家」のシリーズ構成・脚本を担当した宮崎晃氏の力量が大きいんでしょうが、あの愛に満ち満ちた世界については彼女が描き出したものなんでしょう。
見所といえば、石膏製のムーミン立像なんかも展示されていました。あれは可愛かった。
後、グッズコーナーについてですが、本イベント限定商品というのはほとんど無いようで、多分ですが、ほとんどはインターネットとかで購入することが可能なんじゃないですかね。
ちなみに限定商品は、今回の展示物のカタログと、原画をプリントしたランチョンマットやハンカチ辺りくらいだったはず。
とか何とか言いながら、はしゃぎながらスナフキン中心に結構買い物したけど。欲を言えば、パズルと絵本も欲しかったんだけど、流石に買いすぎでアホに見られそうだからやめた。
と、いうわけで、ムーミン好きなら行ってみて損はないと思います。つっても、今日明日は最終日ということでゲロ混みでしょうが。

スナフキンのフィギュアとポストカード。実はフィギュアとか買うの幼稚園以来。ハマッたらダメ!ゼッタイ!


これはストラップと箸。値札が貼り付けっぱなしなのはご愛敬。
さっきスナフキンとミイが姉弟なんだと知って衝撃を受けました。しかもミイが姉ですよ。まあ作中だけじゃ、誰も姉弟だとは分からんだろうけど。いやただ、放映当初はデザイン的にそう見受けられたか。ともあれ、姉弟愛みたいなのも描かれてたらよかったのにと思う。
後、ヨクサルというスナフキンの父親がいるのね。果たしてアニメには出てくるのか。
http://www.daimaru.co.jp/museum/tokyo/moomin.html

*1:というか原作者という認識のみで何をやってる人かすらも知りませんでした。

*2:ちなみにお年を召されてからの写真しか見たことなかったので今まで男性かと思ってました。