シーシャをキメる

昨日は初めてシーシャカフェに行った。

グーグルマップで周辺散策していたら発見した店で、東村山駅周辺はおしゃれカフェ自体が1件しかないくらい野暮ったい街なので、シーシャカフェなんかがあることにまず驚いた。

 

シーシャについては、東南アジアくんだりで肌の浅黒い男たちがぷくぷくやってるイメージくらいしかなく、ちょっとアングライメージもあって少しドキドキしながら来訪した(ちなみに店は地下にあった)

店内は開けた感じのラウンジのようなおしゃれ空間になっていて、終始懐メロクリスマスソングがかかっており、テレビには無音で字幕付きのTRICKが流れ続けていた。

 

「初めてなんですけどぉ」とイケメンお兄さんに伝えると手取り足取り教えてくれて、フレーバーお任せみたいな感じで注文して5分かそこら待つと大掛かりな化学実験器具みたいな物が運ばれてきた。

高さは1m以上あったかな。なんとなく卓上に置いてやるものだと思っていたので想像以上に大きくてビビった。

ちなみに壊すと3万円の弁償代が発生するそうで足でも引っ掛けて壊さないかとADHDにはまた別の意味で恐ろしかった。

 

やり方としては器具から管が伸びてるのでマウスピースをつけてそれを思いっきり吸い込むだけ。

僕はタバコ自体ほぼやらない人間なので最初はかなり刺激が強く感じられ、何回か濃度?を調節してもらった

 

風味としてはよくある紙巻きタバコとは全く異なるものだった。

僕は写真の通りお菓子っぽいフレーバーにしてもらったのだけど、吸い込むと確かにアールグレイの香りが鼻孔を抜けていき、後からシナモンの風味も感じられる。

他にもフレーバーは種々あって、たしかにこれは紙巻きタバコより楽しいものかもしれない。

 

また最初はぶかぶか吸っていたところ酸欠みたいになってしまっていたけど、初心者は2~3分空けると良いとのこと。

その辺の要領を得てくると面白くなってきて、スマホをポチポチいじりーのプカプカしーので2時間くらい滞在していた。

 

ただ、体験としては面白かったんだけど、そもそも紙巻きタバコにもハマらんような人間なのでそんなに気分が良くなるという感じもなくて、1日経った今、もっかい行きて~という感じにはなってない。

あとこのお店がどうこうという話では決して無いんだけど、器具の使い回しや空気の循環という観点からシーシャやれるお店自体保健衛生的にどうなのかなと思うところもあった。

 

帰りすがらなんで僕はアルコールやニコチンにハマらないんだろうと考え、以下の仮説を立ててChatGPTさんと話をしてみた

  1. 人よりセロトニンが出やすい
  2. .臆病なのでアルコールやタバコへの害に対して恐怖心が強い

するとGPTさんがOCDだからじゃね?と言ってきてそれで結構得心がいった。

というのも僕は同一性へのこだわりが強くて、変化や劣化というものを非常に恐れているところがあるのだ。

それが害がことさらに喧伝されているニコチンやアルコール、あるいはドラッグというものへの潜在的な忌避感に繋がっているのではないかと。

 

一方で15年以上引きこもってアニメを見続け、時には1週間も誰とも会話をしないほど孤独だったにもかかわらず、何にも依存しなかったのはやっぱりセロトニンの分泌量が多いのではないか。

ただ、僕にとっては物語(アニメ)が、ときに猫が依存の対象ではあったのだろうという話になった。
じゃあそれらがなかったら?もしかしたらニコチンやアルコールに依存していたのかもしれない。