大雪海のカイナ #1 「天膜の少年」感想

謎の光や巨大な穴、日本語が書かれた看板、周辺に人が住んでないことなど、ポストアポカリプスっぽいことを示唆しつつ謎へと関心が向くような構成になっていて、情報のコントロールが巧みな作品。

でありながら終盤にはボーイミーツガールの王道展開が待っていて、素朴なカイナの魅力も相まって、ここからどういう物語が紡がれていくのが期待がかかる。

 

空の上のような世界に広がる海であったり、そこに存在する大樹であったりビジュアルも独特で目を引かれた。

ただ、セルルックについては、スラダン見ちゃうとどうしてもカタさやのっぺり感を感じてしまうなあ。

ポリゴンピクチュアズのセルルックって数年前にはずいぶん感心していた気がするのに。