- pipはpercentage in pointの頭字(かしらじ)語。外国為替取引における変動の単位で基本的には1%の100分の1、為替レートの小数点第4位を指す。ただしクォートカレンシーが円の場合は小数点第2位を指す。またレートの最後の上付き数字はpipの端数を表す。
- ベースカレンシー、クォート(quote)カレンシーはそれぞれ通貨ペアの左側、右側に当たる。quoteは見積もり、相場という意味も持ち、クォートカレンシーはベースカレンシーの見積もり、相場というニュアンスだろうか
- percentage in pointについては、ポイントで通貨ペアのパーセンテージの変化を表したものというニュアンスだろうか。ただ、1pipの変動は0.0001%(または0.01%)の変動を表しておらず、厳密には誤った表現に思える。言葉の由来について調べてみたけどなんでこういう表現なのかはよく分からなかった。まあ前提理解が間違ってるのかもしれない。
- 追記。翌日もう少し考えてみたところpercentage in pointという表現はなんとなく理解できた。とりあえず1pipは小数点4桁で表示されるレートであれば1万分の1通貨、つまりドルなら1万分の1ドル、円なら1銭を表すと考えとけば良さそう。
- pipの価値はクォートカレンシーが自国通貨であれば(pips*取引量)で算出できる。クロス通貨の場合はそれを更にクォートカレンシーと自国通貨のレートを参照し計算し直す必要がある。
- クロス通貨は自国通貨を含まない通貨ペアのこと。クロスの意味については歴史的に基軸通貨以外の通貨ペアは基軸通貨を介して(クロスして)算出されていたことからそう呼ばれているみたいだけど、理解が怪しい。
- 参考