日本シリーズ開幕!

・14時起床。9時間寝てしまう。けたたましいボリュームで午前中から演歌を流し続けてる家があって、それで何度も中途覚醒してしまった。どれくらいうるさいかというと、多分20mは離れてる家で、窓を閉め切ってるのに聞こえてくるレベルの爆音。これがもう何ヶ月も続いていて隣に住んでたら気が狂うと思うのだけど、きっと通報とか入れても効果ないんだろうなあ……。その家から一番遠い部屋だったのは不幸中の幸いだけどそれでもうるさくて中途覚醒してしまうことに変わりなく、これが寝過ぎの一因かなあと思っている。どう対応したものかと考えているけど、中途覚醒したタイミングで起きちゃうってのもありなのかもしれない。

・ガディガルズを見てきた。アメコミ風のビジュアルでありながら作品紹介を読むと抑圧や疎外感をテーマとしているらしく、そういうこじらせ系自体好物だし、ビジュアルとのギャップ、ブラックだったりアイロニカルな笑いなんかが連想されて結構期待して見に行った。が、思ってたよりもクオリティの低い映像で幕が開けて初っ端から不安でいっぱいになっていた。作画が物足りないのはしょうがないにしても、間の取り方が全然こなれてないし、脚本もひねりがないし、なんか内容軽いし、アメコミ感薄いし、何より3~5分くらいの短編を繋ぎ合わせたようなぶつ切り構成になっていて正直序盤だけ見ると映画としての体はなしていなかった。いやこれが最後まで続くのか……と当初はがっかりしていたのだけど、映画が進むに連れて画面も脚本も洗練されていき最後はガッツリ引き込まれていた。映画化の経緯は知らないのだけど、制作年数が4年(2年半?)に及んだと話していたのでその間に作った何本かの短編をパッケージングした作品なんだろうと推測できる。だから本数を重ねるごとにキャラも設定も固まっていき、また監督自身これがアニメ処女作ということもあり目に見える形で上達していく結果として表れたのではないかと思う。1本の映画の中で監督の成長の跡を見られる不思議な体験ができる作品。「おっ」と感じられたのはキャラ名は失念したけどヴィランの娘たちが登場するエピソードで、ここからフミを中心に3人の内面に焦点が当たるようになっていくのだけど、そこがすごく丁寧に描けていたことで少しずつ引き込まれていった。フミが似たような境遇のヴィランたちとの交流の中で自身の欲求と社会的役割の狭間で葛藤した末に弾ける姿、大人たちの手で無理矢理社会に引き戻されるも順応できずガディガルズという居場所でしか生きられないことを歪に自己正当化する3人の痛々しさ、哀れさ。そういうところが刺さったし、クライマックスで内面の暴走がカオス極まる状況として描かれていたのも面白かった。当初見たかった社会的抑圧や疎外といったものが後半に入ってようやく見られた感じだけど、正直ビジュアルからはこんなウェッティで日本的な作品だとは想像していなかったな。

日本シリーズ初戦を見ていた。初戦は小川VS山本ということで厳しいかなあと思う一方で、打線の調子の良さ、神宮のマウンドという地の利を活かしてなんとか攻略できないものかとも期待してたけど初回から2点先制しまさにその通りの試合展開になった。が、小川の方も緊張からか球が高く、いつ炎上しないかとずっとヒヤヒヤして見ていた。結局は5回2失点と試合は作って中継ぎに繋いでくれたもの、中継ぎも中継ぎでちょっとバタバタしていて、マクガフ劇場も開幕されるしで最後まで気が抜けない展開だった。オリックス打線もいまいちつながらなかったけど結構振れていた印象を受けた。まあでも中村が投手陣をよく引っ張ったかな。怖い場面での大胆なインコース要求が本当に素晴らしかった。正直先発の差でかなり分が悪く今年は難しいんじゃないかとも思っていたけど、鍵となる山本攻略に成功し、また打線の状態も良いし、このままトントン拍子とはいかないまでも優位に戦えていけるんじゃないかと考え改めさせられる一戦だった。

・今日も今日とて感想に手がつかず1日が終わる。が、さっきようやくすべて片付いたので明日はアニメから入れる。書く気の失せた感想を書くというファッキンクソ萎える作業から1日を始めなくて良い。これが重要なのだ。というわけで明日は頑張れる。きっと。