再び地獄へ

・9時半起床。昨夜は眼痛のため1時間くらい寝つけず鎮痛薬を使い4時を過ぎてようやく眠りに落ちた。が、4時間ほどで覚醒してしまった。痛みも引いていない。映画行くのに最悪だと思いながらももう一度薬を飲んで横になり続けるも痛みが引いていかない。仕方ないのでそのまま起きた。こんな早く起きるの何日ぶりだろう。

・元々お昼ごろ出るつもりだったんだけど1本早い上映時間のを見れそうなので予定を早めて出かけることに。服を着替えてる時に鏡に映る裸の自分を見て「店屋物ばかりでどれくらい体重増えたのだろう」とふと思い体重計に乗ったら63kg台。むしろ減っていた。たしかに横から見るとあばらが見えている。死ぬのか俺。

・僕が愛したすべての君へを見てきた。率直に言ってこんなポケモン商法みたいなことやってないで僕愛の方は映画化せずスピンオフで配信とかにすべきだったと感じた。というのもラストの君愛のダイジェスト見る限り、筋としては明らかにあちらのほうが面白そうだったし、意図はどうあれ内容的にも君愛がメインで僕愛が補完のような位置づけになっているとしか思えなかったので。僕愛は感情の起伏に乏しい主人公に倣うように終始平板な調子で、物語がどこに向かって進んでいるのかもよく分からないまま展開していくだけで、退屈まではいかないけどワクワクすることもなく、味の薄いガムを100分間噛み続けてるかのようだった。パラレルシフトという設定自体は面白いと思うし、今のヒロインがどの並列世界の存在なのか考えるという不思議な感覚を味わえたし、同一性に対する問いかけも考えさせられるところはあった。けれど、そこから不穏さが生まれたり謎が出てきたりといったドラマはほぼ起きず、ただ主人公の人生の各場面を描きました終わり以上のものにはなっていなかった。終盤のダイジェストで僕愛が重要性を持ってくることは分かるんだけど、だからこそ補完以上のものになってないのだ。スピンオフにすべきだと考えるのは脚本の問題だけでなく、2作品同時に制作されたことで予算も按分されてるっぽく劇場アニメとしては作画のレベルがかなり低いものになっていたからだ。間延びを感じられるシーンがあったけどその一因は当然ここにある。低予算っぷりはキービジュのヤバさで察せられてたんだけど大河内一楼が結構褒めてたんでもしや面白いのかと思い行ったら多分にリップサービスだったでござる。また異なる制作会社でどう連携取ってたのかはわからないけど、ここまで密接に関連し合う物語なら間違いなく同じスタッフで作るべきだったことも言うまでもない。正直なところ君愛ダイジェストが仄めかし程度に留まっていたらそっちもちょっと見に行きたいかなと思ったけど、あれだけ核心に触れてくるとそれだけで満足してしまった。ある意味ユーザーフレンドリーというか商売下手というか。

・映画の後は五ノ神製作所でつけ麺を食べてきた。新宿駅周辺のわけのわからん地図で場所を確認しある程度当たりをつけて新南口へ行ったところビンゴ。が、行ってみたらだいぶ路地裏にあってびっくりした。14時頃で5分ほど並んだが僕が入った直後くらいから空き始めた。食券を買って席に着こうとすると箸を自分で取りに行く客の姿が。感染対策らしくなんと水どころか箸やれんげまでもセルフサービスになっている。エプロンが置いてあるのはポイント高い。注文は特製えびつけ麺とハートランド。混雑もあってか待ち時間は微妙に長くビールが来てから10分ほど待って到着。

まずはスープをひとすすり。かなり濃厚でドロッとしていてエビ感がすごい。食べてると玉ねぎのみじんなんかも出てきたし甘みもあったので野菜も色々使ってるんだろうか。エビベースのパスタソースみたいな感じ。つけ麺にしては塩味はそこまで強くない。麺は普通盛りでも結構多めで中細麺。スープによく絡んで美味しい。今思うとパスタっぽさがあった。特製なのでトッピングは全部乗せで、チャーシューと海苔と茹でキャベツとメンマ、スープの方にはモッツァレラチーズが入っていた。珍しいところでキャベツだと思うけどこれが意外と口の中がさっぱりして良かった。あとメンマの太さにも驚いた。なお今回もお腹いっぱいになりすぎて苦しんでた模様。

・CS第2戦を見ていた。グラウンドコンディションは最悪でいきなり中野にスリーベース。続く島本は打ち取るも近本の打球は前進守備の間を抜けていく。でもこのコンディションなら藤浪も良くないんじゃないかと乱調に期待するも案外制球は定まっっていて嫌な流れ。そのまま膠着気味のまま3回裏。村上がアウトローのストレートを打ち砕く。解説陣も舌を巻くようなホームランで技術も凄ければ、欲しい場面で打つのも凄い。やはろ村上は神である。そこからは追加点重ねつつコンディションに苦しむ投手陣にハラハラしながら優位のまま勝利。さすがに日シリは決まりかな。

・またしてもすべての種銭をふっとばしてしまった。今日の相場を見てた人には分かるだろうけどとんでもない動きをしたことで爆益を出していた売りポジションの利益が一気にゼロまで巻き戻され、いやでもいけるやろ……と高をくくっていたら思いっきり踏み上げを喰らい、損切りする勇気も出ずそのまま死亡。あと一歩で今年の損失分全部取り戻せるところまで来てただけに呆然と見てることしかできず、強制LCを喰らった瞬間は全身が脱力して布団に突っ伏した。そして嗚咽を上げそうになりかけたところで怒りが湧いてきた。ふざけんなこのまま負けて溜まるかとみるみる気力が回復してきて本当に俺なのかというくらいの切り替えの速さで全部取り戻したろうと決意を新たにしている。空元気とかではない。じゃなきゃ日記なんて書いてられるわけがない。いやもしかしたら一晩経ってアドレナリンが抜けたらやっぱ枕を濡らしてるかもしれないけれど。ここまで何度もいいところまでは取り戻せてきたのが自信になってるのも大きい。あと一歩のところでの毎回の判断ミス。そこさえ克服できれば俺は勝利できるという確信が自分の中にある。まあ現実的にはやっぱUberさんにお世話になりそうな気はめっちゃしている。書類通るかな……。