まさかマジで死んでたとは。
喪失感を本当によく描いていて素晴らしかった。
とりわけやっぱり食べることに焦点を当てているのがめちゃくちゃ鋭いなと。
どれだけ悲しくても腹は減るもので、悲しいかな美味いものは美味い。
自分自身猫を亡くした時にそうだったので物凄く真に迫るものがあった。
そこから徐々に徐々に堕ちていって暴力によるカタルシスとともにどこまで堕ちていくのかという不穏さによって途中から完全に心を掴まれてしまっていた。
そこに友利がずっと見守っていてくれたことが判明して。そら涙腺も崩壊しますわ。
見事な構成だったなあ。
また食事も含めて改めてフィジカルな感覚を大切にしてるアニメだと感じたけど、破滅的な道に進んでいっても安っぽくならなかったのはその点も大きいように思うなあ。