今日見たアニメ

BNA ビー・エヌ・エー #6 Fox Waltz

みちるもまた獣人に対して無自覚ながら差別意識を持っていたというのは非常に意外だった。

あくまでも彼女は獣人コミュニティ、ひいては世界にとっての変革者であり、常に正しい側にあるという認識でいたからだ。

言われてみれば当初から獣人の姿になってしまった事を獣人「病」と病気扱いしてきたわけで、差別意識は見え隠れしていた。

それが今回獣人として生きる事を決めたなずなを通じて露見する形となった。

4話でも獣人をファッション的に支持する人々が描かれていたけど、今回のみちると根底で共通してるのは無理解と考えや善意の押しつけにある。

個人的にはそこにマイノリティに弱者というレッテルを貼って彼ら彼女らは「かわいそう」で「救われるべき」存在だとみなすパターナリズムの傲慢な側面へのカウンターを見た気がした。

と同時に自己投影の対象である主人公でさえ自分は正しく物事を見る事が出来ているという錯覚に陥ってしまっていた姿にある種の自戒のようなものも感じられた。

ある意味では思想や善意の押しつけの象徴のような宗教関係者に逆に自分の押し付けがましさを指摘されるという構図もなかなか皮肉がきいていると思った。

みちるが去った後も立ち尽くす姿が描かれていた辺りなずなには他に真意がありそうにも見えるけど、今後二人がどう交錯していくのか物語としても楽しみなところ。

啄木鳥探偵處 #5 にくいあん畜生

ダメプリ ANIME CARAVAN #2 軍事国家 × ミリドニア

当時もっと笑えるアニメって印象だったんだけど案外そんなでもなかった。

ナレクたちの好感度の上がり方なんか見ても脚本自体ちょっとおざなりな感じ。

まあどうしてもはめふらとの比較になっちゃうとこはあるけど。

アニにそこまで主体性がないところなんかどうしても物足りなく見える。

盾の勇者の成り上がり #25 盾の勇者の成り上がり

転生先で逆賊扱いされるという異世界転生作品としてはなかなかの異色作で、出オチにならないよう筋も練られていた事で最後まで結構楽しめた。

ヒロインもかわいいし作画も良かったし。

が、脚本に関してはあくまで同じジャンルの中ではって話で、やっぱり全般的に底が浅い感じは異世界転生なりだなと。

歌舞伎町シャーロック #15 あの人はいずこ

一色のモデルは自分の家族に毒盛ってたって男だろか。

グレアム・ヤング - Wikipedia

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… #7 危険なダンジョンに入ってしまった…

思ってたよりじっくりとカタリナと各キャラの関係を描くんだなあ。

どんどん関係性に変化が生じてほしいから正直もどかしいところはある。楽しいけど。

イエスタデイをうたって #7 恋人たちの予感