- 14時半起床。どうにも寝過ぎる。メラトニン投入しよう。
- マッドゴッドを見てきた。映像が目に焼き付いて離れねえ。寝不足な上にキノッピオに続きこの日2本目のストップモーション。しかも親切にストーリーテリングしてくれるタイプの作品ではないようで、地下へ地下へと延々に下降していくシーンを観ながら1時間半意識を保てるのか冒頭から不安になっていた。が、今思えばこれは嵐の前の静けさのようなもので、主人公が動き出すやいなやそこからはグロとバイオレンスの連続で一気に目も覚めてしまった。インスピレーション赴くままグロシーンを繋ぎ合わせでもしていったのか「作ったやつ頭の中どうなってんねん……」と何度思ったかわからないほどに、常人では思いつかないような光景と展開が繰り広げられていく。例えば、電気椅子で拷問を受ける巨人たちの排泄物を首から下をチューブに繋がれた顔が延々と飲まされ続けたものがエネルギーに変換されて命あるパペットたちが生み出され、それが虐待されているといった自分でも何を説明してるのか分からなくなるような狂気が地下へと潜りながらひたすら繰り返される。見たことないけどこのシーケンスにはムカデ人間の影響なんかを感じたし、それもひっくるめてこの作品の攻撃性には強烈なサディズムを感じた。あるいはマゾヒズムと両方なのか。
ストーリー自体は明確な意味が示されていないため意味するところがよく分からないシーンのが多かったけど、体内から取り出された赤ん坊には作家の生命観が垣間見えた。主人公が拘束され、医者のような男が体内に手を突っ込むシーン、最初は無尽蔵に金品が出てくるけど、それでもひたすらに掘り続けると赤ん坊の鳴き声をするなにかの幼体が現れる。最終的にそれが粉末にされると幻影なのか過去なのか文明が築かれて崩壊するまでを映し出す。この一連の流れには生命の奥底に秘められた甚大なエネルギー、創造と破壊こそ生命の本質であることを表現していたように思う。あそこモノリスが飛来していくシーンあってクスッとしちゃったんだけど、あれはギャグで良かったのかな。
象徴的に描写される眼球も印象的だったけどあれも意味はわからなかったな。単純にグロさを強調する意味合いはあったんだろうけど、グロいという意味では主人公が生きたまま解体されるシーンと頭にドリルを突っ込まれるシーンは正視に堪えないレベルでキツかった。正直あの辺のシーンだけで二度と見たくない作品ではある。けど、作品の暴力と狂気はその嫌悪感すら超越してもう一度見たくなるような引力を併せ持つ。まあでも正直先にこっち見てからピノッキオを見て心を浄化したかったですね。しかしなんでこの内容でR指定されてねえんだ。 - ギャルと恐竜1話を再視聴。ポプテピ作ったとこが冒険しすぎちゃったやつ。アニメパートはゆるくてシュールで結構好きなんだけど、出オチの実写パートにBパート丸々使ってしまったのが最大の敗因。誰がかわいい空想上のギャルを見た後に頭髪の後退したおっさんを長尺で見たいと思うんだよ。せめて実写パートもミニコーナー程度の扱いであればまた反応も違ってた気がする。それでも受けたかは知らんけど。
- 夕方頃若干体調を崩した。今は回復したけど起きられなかったのはその影響もあったのかな。