夢日記 その2

都市のような場所にいる。誰かと一緒にいたのか定かではないが、そうだとしたら中学時代の旧友が一緒だった気がする。
当時親友だったEの後ろ姿を見つける。彼もグループで行動していたのだが、Tシャツから見える彼のやせ細った両腕が見えて、変わり果てたであろう今の姿を見るのが怖くなり、僕はその場から逃げ出す。
線路沿いに少し歩くと、住宅街に出た。しかし、思い返して彼に会うことにしたのか、単に元いた場所に戻ることにしたのか、道を引き返し始めた。工事だかなんだかで、線路の中を歩いてたら、途中で電車に引かれそうになる。
戻ると、Eがいて、頬の肉がげっそり落ちた彼の姿があった。お互いに気づいて歩み寄る。僕は抵抗感を覚えていたが、昔のように自然と会話が出来た。すると、次第に再会への喜びがこみ上げていた。意外とこんなものなのかなと思う。また、見た目よりは元気なようだ。
会話が終わり立ち去ろうとしている彼らを呼び止め、カフェいくぞと僕は言う。なんで命令口調なんだと言いたげな顔で彼らは僕を見つめ、僕は僕でなんで命令口調になってしまったんだと後悔する。
スタバのような場所に入って、ボックス席に通される。Mのほうはいつの間にか制服に着替えていて、給仕をしている。彼と会話出来ないことを残念に思いながらも、ともに席についた連中と会話をする。僕の隣には見知らぬロッカーのような出で立ちの派手な女が座っていた。会話の断片から、この女はEの彼女なんじゃないかと悟る。
「なんでそんな身体引けてんの」
ふと、彼女はからかいながら、僕が彼女に対して体が引けていることを指摘する。無意識だった。
「女全般が苦手でさ」
わかっているんだろうと思いながらも、僕はこう返す。なんとなく周りからの視線が恥ずかしく思えた。
今日の分析

  • 都市と大量の登場人物はデュラララなのかな。また、中学時代の旧友というのは、ふとした拍子に思い出すことの多い存在で、付け加えて、もうしばらくしたら、久々に色々と会ってみようなんて考えているので。
  • Eというのは、当時一緒にちょっとイタズラした仲で、僕は親友だと思っていた。そして多分彼も一時期までは。別々の高校に入ってから少しの間も会っていたが、夏休みを過ぎると連絡が取れなくなった。今思えば、僕を疎ましく思っていたのだろうと思う。僕が立ち去ったのはこれが原因。痩せこけていたというのは、彼はあんま食事バランスが良くなかったのと、最近僕自身が少し痩せてきているのでその投影か。
  • 電車に引かれそうになったのはなんかで見た動画。
  • 命令口調は性格が良く出ていて、カフェ行こうやカフェ行かない?だと下手に出る形になってしまい、それが嫌だった。
  • ロッカー風の女は謎。全くの謎。体が引けていたのは、まあ察してください。ちょっと引き方が大げさすぎるだろとも思ったけど、でもあれくらい引けてる感じもする。女全般苦手というのはもちろん言い訳。ああでも、女そのものが好かない、女に慣れてない、両方の解釈ができるから、それに気づいて恥ずかしくなったのか。