チャート分析(2018-01-22)

USD

全般としてファンダメンタルズは堅調
U6失業率は危機前の水準まで低下
インフレは低い水準に留まっている
米税制改革法案の通過
政府機関閉鎖の回避
ドルインデックスは昨年以来下落トレンド

JPY

日銀に金融政策転換の観測があるが現状の物価の低さを考えると疑わしい
円インデックスは横ばいが続いていて、長期的に見ると底ばい気味

USDJPY

日米の金融政策の方向性

EUR

ファンダメンタルズは全般として堅調
各種センチメント指数は危機前以上の高水準
インフレ率は1年近く1.5%近辺で横ばいが続く、コア指数に至っては失速傾向
出口戦略への転換
ECB理事による市場のタカ派的見通しへの相次ぐ牽制
ポピュリズム政党の台頭により、長期的な見通しは不透明
3月にイタリアで総選挙
ユーロインデックスは昨年来非常に力強い上昇トレンド

EURUSD

2通貨のトレンドは逆行
EUの政治リスク

GBP

3%近いインフレ率
11月会合での利上げ
成長率はあまり高くなく、スタグフレーション気味?
12月BRC小売売上高 0.6%(0.3%)
第4四半期の英小売売上高、非食品が2009年以来の大幅減=小売協会
EU離脱による悪影響
ソフトブレグジットへの期待
メイ首相、保守党の政治基盤の弱さ

GBPUSD

トレンド的には底堅く上向きだが、ファンダメンタルズ的には買いたい感じでもない

GBPJPY

金融政策の方向性を考えると対ドルよりは買いやすい

EURGBP

ここ数ヶ月は揉み合い傾向
ユーロの好調さがこのまま続けば下方向にレンジが抜ける可能性は低そうに見える

AUD

中銀

中銀が豪ドル高をどこまで容認するか
12月の中銀議事録で楽観的な見通しを示す

経済指標

商品価格
12月ANZ求人広告件数 -2.3%
10-12月期にかけての鈍化は雇用市場の失速を裏付けるとの指摘も

中国

中国の12月輸入、1年ぶりの低い伸び 輸出は予想上回る
新規融資などいくつかの指標から引き締めが確認できる

AUDUSD

長期的には横ばい傾向
12月の中銀議事録移行短期トレンドが上昇転換

NZD

新政権がハト派的な政策を展開することへの懸念
中銀元副総裁オア氏を指名したことで安定した中銀運営への期待

CAD

この2ヶ月の大幅な雇用者数の増加はパートタイマーに支えられた側面が大きい

CHF

12月CPI 0.8%(0.8%)
デフレ脱却