ちなみに僕もパラサイト

画像は人によってはグロいので注意。


テレ玉他U局を受信するために、よく分からないながらいろいろ調べてたところ、アンテナの向きが重要だということがわかり、屋根に上ってアンテナを調べてみることに。
が、実際に見てみると、あまりに巨大で、しかも針金でガチガチに固められているため、こりゃあ一筋縄ではいかんと思い、とりあえず下りることに。
すると、放棄された蜂の巣を発見。なかなかでかい。グロ中尉。

http://f.hatena.ne.jp/pyonkou/20090228165202
こっちが裏
http://f.hatena.ne.jp/pyonkou/20090228165155
なぜかよく分からないけど、この家は毎年必ずといっていいくらい、2階のベランダ周辺に蜂の巣が設けられる。
だから、子供の頃なんかは、兄と共に、物干し竿を剣に見立てて、蜂の巣を攻撃して遊んでたものだが、これを見てちょっと懐古してしまった。
そのまま捨ててしまっても良かったのだが、日記のネタになるんじゃないかと割ってみることに。
干からびた卵のような物体が無数にあるだけで、あまり面白味も無いなと眺めていたら、なんと幼虫を発見。
http://f.hatena.ne.jp/pyonkou/20090228165146 (ごめんぶれぶれ)
置いてかれちゃったんだろうかとか、いや放棄されてからだいぶ経ってるのにまだ生きてるなんてどういうことだろうと考えていたら、他にも2匹発見。
これを栄養に成虫になるような生き物なのかと勝手に納得したもの、それはそれで困るので、さてどうしたものかと。(気分的にはまだ弱い主人公一行を捕らえた魔王。ふっふっふみたいな。)
そこで的確な処理法をネットで調べてみることに。すると、考えてもないようなことが分かった。
分かってる人は「こいつワロスw」とか思いながら読んでたかもしれないが、実はこれ、蜂の幼虫ではなくて蛾の幼虫なのだ。
http://www.hi-ho.ne.jp/gataro/fam2.html(リンク先虫画像注意)

 ウスムラサキシマメイガの幼虫は、蜂のサナギや幼虫を食べているようです。夏と秋にはガになって蜂の巣から出て行きます。そして今の時期、すでに解散してしまった蜂の巣の中では、春にガになる幼虫が潜んでいます(写真)。


 ミツバチは何年にもわたって同じ巣でくらしますが、アシナガバチスズメバチの巣は1年限りで放棄してしまいます。他人が放棄したものなら、誰がどう使おうと自由です。

ということだそうで、蛾だったのだ。そもそも、卵のサイズと比して幼虫があまりに小さすぎるわけで。とはいっても、寄生という発想にはどうやったって僕では至らなかったと思うが。
蛾だと分かると、急に気持ち悪くなってきて、2階から庭に投げ捨てた。彼らが生き延びるのかは知らないが、まあ頑張れ。


トリビア的に。
ハチ - Wikipedia

老化や怪我などにより繁殖能力を失った女王蜂は、働き蜂によって巣の外に捨てられる。幼虫のときから餌を与えられてきた女王蜂は、自分で餌を獲得する能力を持たないため、飢死してしまう。

いや壮絶。人格化するとかモチーフにするとかすれば、並の物語なんかより面白くなりそうだ。