ジャーニー
エンタメ作品を期待して見に行ったらただの宗教映画だったでござるの巻。
敬虔なムスリムは報われるよツバメアッラー凄いよねという説話みたいな内容をガワだけアニメにしてみましたみたいな。
冒頭から無駄にセリフ多いし、キャラクターは記号的だし、展開も一本調子だしとまあ凡庸な作品。
いや比較的本筋が見られる中でノアの箱舟とか出エジプトとかのマジの説話が唐突に挿入されるんだけどストーリーとはぜんっぜん関係ないためこれが冗長なのなんの。いいからはよ話進めろと。
しかも説話パートはほぼ動きのつかない紙芝居でそれが10分くらいに及ぶためもう退屈極まりない。それが作中3回あるんですよ3回。
ここ削るだけで全体でも90分切るし遥かにマシだったろうに。
でもこれで脚本は冨岡淳広なんだよなあ。まあここまで宗教色強いとサウジ側からめっちゃチェックが入ったであろうことは想像に難くないけど。
説話パートとかねじ込まれた感ありありだったしなあ。
というかなんであそこだけクオリティ低くなるのかと思ったけどそういうことか。
制作終盤になってクライアントから要望が入ったとかで納期の都合でああせざるを得なかったとかじゃないだろうか。
最初予算不足だったのかなと思ったけどいくらなんでもやっつけ仕事すぎるし。
とは言え本編にしてもそこまでクオリティ高かったわけでもないので実際あんま金かかってないっぽいけど。
製作者メッセージ読むとイスラム文化が非イスラム圏に真に理解されるような作品に云々言ってるけど、正直これではイスラム文化に対するぼんやりとしたイメージはぼんやりとしたまま特になんも変わらないだろう。
アクションシーンはカッコよかったけど、見所といえば本当にそれくらい。
あとゾウがかわいそうだと思った。かわいそうなぞう。
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みんな大好き野球回。
残り3話と微妙なところだけどどうまとめるんだろう。
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ワンダーエッグ・プライオリティ #7 14才の放課後
母親に対する愛憎をよく描けていた。
リカの場合圧倒的に憎しみが勝るのだろうけど、母親ゆえに愛してもいて。
母親だから守らなくちゃと思う。そこは論理どうこうという世界ではないんだよな。
そしてリカ自身は子供を守る親でありたかったからマンネンのために戦った。その選択に感動した。
終盤マンネンが教祖に噛み付いてる時の表情はめちゃくちゃグッと来たんだけど、動物の本能的な怒りの表情を見事に描いていたからなんだと思う。
しかし痛いのが嫌な人間としては自傷行為というやつの心理機序がイマイチよくわからんなー。